
こんにちは、ミニマリストのゆみにゃんです。
老後の2000万円問題!みなさん解決できそうですか?
このまま働き続けていても、2000万円貯金できる気配がないし、65歳まで働き続けるのは長すぎると考えている人もいるでしょう。
この両方の問題を具体的にどうやって解決するかを、今回は2000万円の作り方、老後の暮らし方を含めて、今話題のセミリタイアについてもお話していきたいと思います。
この記事を読めば、老後の2000万円問題を解決でき、元気なうちにリタイアして人生を楽しめるようになるでしょう。
▼この記事の動画版もあるので、もし動画で見たい方はこちらからどうぞ
老後2000万円問題を解決して、早期リタイアする5つのポイントとは?
老後は年金だけでは足りない可能性がある

皆さん、年金を払っていますよね。
国民年金だけの人と、会社員の人は国民年金に加えて厚生年金も払っています。
将来もらえるであろう年金の平均は以下です。
・国民年金・・・平均5.6万 ・国民年金と厚生年金・・・平均14.5万 ※厚生年金は年収によって増減します
一人暮らしの場合で考えると、国民年金だけだと、生活するには足りないですね。
次に2人暮らしですが、奥さまが専業主婦の場合で考えてみましょう。

国民年金と厚生年金の場合でも、生活するのに十分な金額とは言えません。
ただし、自営業など個人事業主は定年がないので、体が元気であれば働き続けられます。
夫婦の平均生活費は、26万円かかると言われていて、95歳まで生きるのに約2000万円は必要になる計算です。
(5.9万円✖️12万円✖️30年=2124万円)
夫婦2人共、会社員の場合は、2人で29万円ほどの年金が支給されるので問題はないと思いますが(14.5万円✖️2=29万円)
下のケースに該当する場合は、年金だけでは生活が厳しいと考えられます。
・夫婦どちらかが専業主婦(主夫)※パート含む ・個人事業主の夫婦
該当する場合、65歳の時点で2000万円の貯蓄が可能であれば安心ですね。
ここで、疑問なのは「2000万円」ってどうすれば貯蓄できるの?という点です。
ここからは、どのように貯蓄をするのか、どう老後生活していくのか、セミリタイアはどうすればいいのかについて5つのポイントをお話ししていきます。
1、生活費を抑えればそもそも解決できる

まず、生活費を抑えることが大切になってきます。
目安としては1人暮らしで14万円、2人暮らしで20万円までに収めてみましょう。
この金額までに生活費が抑えられれば、年金だけでも生活できます。
毎日・毎月かかるお金を節約するのが、老後の資金問題解決への第一歩と言えるでしょう。
平均で考えると、1人暮らしで16万円、2人暮らしで24万円と言われていますので、平均でも年金だけでは足りません。
平均より、もっと生活費がかかっているという人は、このままでは確実に年金だけでは生活ができませんし、2000万円の貯金があったとしても足りません。
この場合は、早急に節約することが必要となってきますが、実は、節約はスキルなのです!
節約には知識を必要とします。
<知識が必要な節約術> ・家賃交渉 ・火災保険の見直し ・格安SIMの乗り換え など
家賃を交渉する際、相場家賃を調べて論理的に相手と交渉をする必要がありますし、火災保険は内容を比較検討するなど調べる必要が出てきますね。
節約をするぞ!という気合だけでは節約はできません。
気合はスキルUPに使って、節約スキルを身につけましょう!
格安SIMも、自分自身で調べて、SIMとは何か、SIMフリーとは何か知る必要があります。この知識を身に着けるために、年を重ねてから勉強しようとしてもなかなか難しいでしょう。
皆さん、老後に新しいことを勉強して、知識を身に着ける自信はありますか?
認知力が落ちている親の姿を見ているので私は自信がありません。
なので、今のうちから、節約スキルを上げることが第一優先なのです。
・格安SIMにしていない ・火災保険を見直していない ・家賃が高い ・余計な保険に入っている
上記が当てはまる人は、知識を身に着けて節約をして、先ほどの生活費の平均にまで抑えてみましょう。
家計簿をつけて、予算と実態を確認するのがポイントです。

毎月、家計簿の動画を公開していますので、参考にしてください。
▼家計簿の動画
老後2000万円問題は、老後の毎月の受給額より生活費が少なければ問題解決できます!
2、つみたてNISAを30年運用すると解決

老後のために、つみたてNISAを検討している人や、すでに始めている人もいると思いますが、つみたてNISAを30年運用していけば、1200万円の元本が約2700万円になるので、これだけで老後の資金問題は解決できます。(年利5%で計算)

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▼つみたてNISAについて、過去の記事でも紹介してますので、参考にしてください。
株は長期で持たないとマイナスになる可能性もありますので注意しましょう!
投資を開始して、
- 5年間は下がる場合も多い 最悪半分になる
- 15年やればどんなに高い時に買ってもプラスに転換する
- 20、30年やれば平均年利5%以上になる
なので、早めにつみたてNISAを始めましょう!
もう老後まで30年ない場合は、つみたてNISAの上限以上に入金額をあげるということをしなくてはいけません。
どうしてこれほど年数で差が大きくなるかというと「複利効果」が影響しています。
「複利」という言葉を説明すると、借金で考えると、利息だけ払って元本が減っていないとよく聞きますよね。
例えば、100万円の借金があるとして、金利が年間10%だとしましょう。

このように、どんどん利子が増えていきます。

これがよく聞く、「借金は雪だるま式に増えていく」流れです。借金はぜったいにやめましょう。
※合法の借金の多くは単利になっています。闇金融だと複利計算になっている場合があり危険です。
この雪だるま式ですが、悪いことだけではありません。
投資信託ではこの複利効果でお金が増える方向に働くからです。
元本に対して経済成長とともに分配金が支払われて資産がどんどん増えていくという、借金とは逆に「雪だるま式」が起こりますね、これが「複利」です。
例えば、年利6%で考えると、20数年で積立金額が倍になります。
これは銀行に預けているだけでは増えません。
1960~1990年であれば、銀行の定期預金金利はなんと5~7.5%もあったので、定期預金だけでお金は増えていました。
バブル期は、不動産・保険がお金を増やせる手段でしたが、今は「株式投資」がお金を増やす方法です。
株式投資でおすすめなのは、「インデックス投資」です。
▼インデックス投資についての動画はこちらから
「インデックス」とは指数のことです。市場平均の指数に連動した投資信託などに投資することをインデックス投資と言います。
投資信託とは、たくさんの会社の株を集めたパックで、乱高下の激しい個別企業の投資よりも、分散が効いており断然リスクは低いです。
例えば一番人気のS&P500連動投資信託はアメリカの時価総額の大きい500社に投資するものです。
インデックス投資が先ほど話した通り長期投資(20年以上)で増えるので、
すぐにつみたてNISAを30年、年間40万円で運用を開始しましょう。
そうすれば老後の資金問題は解決できますね。
ここまでで、老後の資金問題解決への糸口が見えてきたと思いますので、「早くリタイアをしたい、仕事を早く辞めたい」と思っている人に、早期リタイアの戦略を、次にお話ししていきたいと思います。
3、もっと早くリタイアをしたい場合

リタイアするのに必要な金額とは
早くセミリタイア・リタイアをしたい場合は、毎月どのくらいのお金を投資に回すのか、計算をする必要があります。
毎月の必要額から逆算をしてみましょう。
1人暮らしの場合、毎月の生活費の20万円だとすると、年間240万円が必要です。
この約240万円を仕事以外で、どうやって得るのかというと、インデックス投資を4%ルールで取り崩していくという方法があります。
先ほどお話ししたように、株は20年で5%に安定するので、インデックスでためたお金を4%ずつ引き出すと、資産を0にせずに暮らしていけるというものです。
インデックス投資を4%ルールで取り崩すと、資産が無くならないお財布が作れます!
この4%に当てはまるのが240万円だとすると
240万÷0.04=6000万円がリタイアに必要な金額だとわかります。
完全リタイアするためには、独身で6000万円必要と言われている理由はこの仕組みです。
6000万円を貯金で貯めようとすると、30年間、毎月16.7万円も貯金に回す必要がありますので、難しいでしょう。
でも、投資だと投資しながら複利で増えていくので月7.2万円ですみます。
今、22歳だとして、月7.2万円を投資していれば、52歳でリタイアは可能と考えられますね。

この4%ルールで考えると、老後は年金支給が追加されるので、老後の生活に余裕ができます。
ただし、この話は長期間を必要とします。
こうなると、もっと早くリタイアしたいんだ!と思っている人は別の方法を考えなくてはいけません。

高配当株投資で短期リタイアを狙う場合
まず簡単なのは、投資に回す金額をもっと多くするということです。
また、すでに資産があるなら高配当株の方がインデックス投資より安定しています。
高配当株とは、配当利回り(1株当たり配当金÷株価)の高い株式を指します。 高配当の企業は、安定した収益基盤、株主への高い利益還元姿勢などの特徴があるとみられ、経済環境や社会構造が変化しても、持続的な成長ができると考えられます。
配当利回りが魅力の高配当株ETF/特集/NEXT FUNDS
自分で、どの株がいいか選び、組み合わせて買っていくスタンスになるので、株への知識が必要です。
そして、高配当株投資に投資する必要な額はインデックス投資よりも多くなります。
高配当株の利回りは4%の期待値として、配当金の税金も考えると手残りは3%で考えます。
(生活するのに必要な金額)240万円÷0.03=8000万円と増えます。
インデックス投資との違いを整理します。
■インデックス投資の場合 4%ルールで計算 資産の上下が安定するのに15年以上かかり、5%程度に安定するのに20年以上かかる ■高配当株投資の場合 税引き後手残り3%で計算 すぐ配当金が入り、資産の上下も少ないが必要な金額が多い
このように、すでにお金に余裕がある人は高配当株投資でもいいですね。
株でマイナスになる可能性もあるので、まとまったお金は時間を分散して投資をするのが大事です。
ただし株選びの知識を身につける必要はあります。
不動産投資で短期リタイアを狙う場合
戸建ての場合表面利回り20%、実質利回り14%を狙える可能性があります。
木造のアパートだと手残り8.4%程度となるので、インデックス投資や高配当株投資の利回りと比べると、高いですね。
(かなり高めの数字で表示していますので、初心者はもっと下回ります)
ただし、株は証券アプリ・サイトで簡単に購入できますが、不動産はそう簡単に購入はできません。
不動産業界は千三つ(せんみつ)ということがああります。
不動産屋の言うことは千に三つほどしか真実がなく、他は嘘という意味です。
なので良い物件を探すのは至難の業で詐欺のような物件も多いです。
赤字になるような物件もたくさんあるので、最初の1件を購入するのに半年~2年かかることもあり、時間も労力もかかります。
不動産を購入するだけではなく
・安く購入
・安くリフォーム
・入居者を探すなどと、いろいろな段階が必要となってきます。
なので不動産は、半分労働所得のようなイメージですね。
労力はかかりますが、時間が確保できるのなら、不動産投資をすれば、利回りが高いので早めにリタイアできる可能性があります。

3つのリタイア方法のおすすめのやり方
ここまでで紹介した3つのリタイアへの方法をタイプ別でまとめると
<インデックス投資> 時間を味方にできる若い人 <高配当株投資> すでに資産が十分にある人 <不動産投資> 不動産の勉強を本気でやれる人
タイプ別に分けましたが、上記3つをバランスよく投資するのが理想です。
3つの投資の内容を簡単に記載すると、以下です。
<インデックス投資> 全世界・全米株式インデックスファンド <高配当株投資> 日本の個別株、米国高配当ETF <不動産投資> 日本の不動産(戸建、一棟アパート)
1つの方法だと
・株の下落
・株の配当金の減配
・不動産の空室時
上記のようなリスクを分散できません。
インデックス投資だけでなく、高配当株投資や不動産投資などを行えば、その年からお金が入るメリットもあります。
では、3つをバランスよく行うシミュレーションをしてみましょう。
15年でリタイアを目指すとして、考えてみます。

インデックス投資を、15年間、年間40万円投資します。15年後に2%で取り崩していくと、月1.24万円の収入になりますが、リタイアというよりは、老後対策で30年投資をしたほうがいいですね。

不動産は、古い戸建てを自分でリフォームした場合で考えました。これがアパートであったり、リフォーム会社に頼むとなると、結果は異なります。
この3つの投資をした合計は、月15.48万円(つみたてNISAを途中で切り崩した場合)の収入となるので、人によってはリタイア・セミリタイアは可能です。
元本3,594万円が必要で、月に20万円投資するのが必要です。
こちらは一例に過ぎません。
また、インデックス投資より高配当株、高配当株より不動産の方が難しくリスクも高いです。
自分の状況に応じて設計してみましょう!
4、月20万を20代で投資に回すの難しい

月20万円を投資に回すのは、なかなか難しいと感じますよね。
生活費16万円だと考えると、手取り36万円が必要なので、額面で570万円以上の年収が必要です。
20代でこの年収は、外資系の金融、不動産の営業、パイロット、会計士、弁護士、医者など高所得の職業でないと、なかなかもらえません。
仕事1本で、投資するのは難しいので、副業で稼いでいきましょう。
副業と言っても、バイトを掛け持ちすると体力的に厳しいので、お金が入るような仕組みつくりで資産収入になる仕事がおすすめです。
・せどり、物販 ・アフィリエイトブログ、インスタ ・YouTube ・コンサル など
また、家賃を下げるのが大事です。
実家が近い人は実家に住む、友達とシェアハウスする、駅や会社から離れた物件にするなどして、投資に回せるお金を増やしていきましょう。
生活費が少ない人は、必要な投資額も減りますので、自分の生活費を見直して将来病気をするなど不測の事態も考慮し、余裕を持った投資計画を立てましょう。

5、ゆみにゃんの投資設計について

さて、今までリタイアの方法を紹介してきましたが、私自身の投資設計もお話ししたいと思います。
私は仕事自体は好きですが、体力面や精神面を考えると、忙しいのは好きではありません。
働くのは45歳まで続けていければいいなと思っていて、45歳以降は不労所得で最低限生活していきたいと思っています。
そのあとは、自分の好きなことをしていきたいです。
では、実際にどのような投資方法か紹介します。

すべて行うことを考えると45歳までに、3.954万円が必要なので、月22万円を入金する必要があります。
つみたてNISAとiDeCoは45歳以降も続けていくので、5.3万円入金していくことになりますね。
<45歳~60歳> ・高配当株式投資、不動産投資の収入で、月14.25万円 ・つみたてNISAとiDeCoの5.3万円は払い続けるので、セミリタイアの状態 <60~70歳> ・iDeCoが取り出し可能になる。月10.6万円 ・つみたてNISAを4%で切り崩す。月5.25万円 ・高配当株投資、不動産収入で、月14.25万円 =合計:30.1万円
70歳までの老後の予想が、上記です。
70歳以降は、年金の受給を始める予定なので、またここから収入額も変わってくる予想です。
長生きをする!と自信をもって頑張りたいと思っているので、年金は70歳からの繰り下げ需給にしたいと考えています。
70歳の繰り下げ需給にすると、年金の受給額は1.42倍です。
ただし、私の場合は45歳でリタイアする計画なので、年金の支払いもここで終わるため、定年まで支払いをしていた場合よりも、支払額が4万円減ります。
年金が月14.7万円なので、繰り下げ需給の1.42倍で、4万円少ない分が、差し引きゼロになる計算です。
<70歳以降>
・年金が月14.7万円
・iDeCoは使い切ったのでなし
・つみたてNISA、月5.25万円(4%切り崩し)
・高配当株投資、不動産投資収入、月14.25万円
=合計:34.2万円
60歳から月30万円以上収入がある計算なので、私にはiDeCoは不要かもしれません。
一般的には、つみたてNISAとiDeCoと繰り下げ需給をすれば老後の心配はいらないですね!
さらに、月日は経って36歳時点の投資設計は大きく変わりました。
そちらの変化と理由もお知らせします。
〜40歳:本業+副業で稼いだお金を生活費以外全てインデックス投資に4800万円入れる 40歳〜:4800万円を5%ルールで取り崩し!FIRE(経済的自由・早期リタイア)をして悠々自適に暮らす 60歳〜:iDeCoを退職金扱いで一括で取り崩す 70歳〜:年金を繰下げ受給にして老後生活を送る 月10万円程度の受給
変わった点は投資先はインデックス投資のみになった点と早期リタイアの年齢です。
理由は以下の通り。
インデックス投資→4%ルールはかなり保守的なので5%で勝負することに変更 高配当株→株式の勉強が楽しくないのと、必要金額がインデックス投資の方が少ないのでなしに変更 不動産投資→好きでかなり勉強・行動もかなりしたが、ここ数年値段が高く買える物件がなかったため時間がもったいないのでなしに変更
早期リタイアの年齢は、本業と副業がうまくいったので、投資額をあげて45歳から40歳に変更しました。
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まとめ 老後の不安をなくすために、投資設計を立てよう

私はお金が必要だからと、死ぬまで働くのは嫌なので、今頑張って投資にお金を回して、老後の問題を解決しておきたいです。
今回、紹介した方法が、みなさんの老後の計画に少しでも役立てば嬉しいです。
▼動画ではさらに体験談を詳細にお話ししているので合わせてチェックしてください
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