
こんにちはミニマリストのゆみにゃんです。
皆さん、つみたてNISAについて不安なことはありませんか?
・満額やらないと損なの? ・つみたてNISAを始めたいけど、年の途中から始めるよりも来年始めた方がいいのかな? ・そもそもつみたてNISAって何?

始めたいけど、仕組みがよく分からなかったり、どのように始めればいいのか分からないという人も多いと思います。
そこで今回は、つみたてNISAをこれから始める予定の人にも分かりやすく、基本からお話ししていくとともに、満額設定にした方がいいのか?年の途中からでもいいのか?についても説明していきたいと思います。
この記事を読めば、つみたてNISAをしっかりと理解でき、老後の2000万円問題も解決できるでしょう。
▼この記事の動画版もあるので、もし動画で見たい方はこちらからどうぞ
つみたてNISAは満額やらないと損?年の途中からやるより来年始めたほうがいい?
つみたてNISAの制度について

つみたてNISAは、2018年1月からスタートした積立投資専用の少額投資非課税制度(NISA)で、従来のNISA(通称、一般NISA)と同じように、投資で得た利益を非課税で受け取ることができる制度です。株を購入する時は、証券会社で投資信託などを購入しますが、購入する際にNISAの枠があります。この枠は、政府が用意してくれているものです。
つみたてNISAの口座と普通の特定口座というのは別枠になっていて、つみたてNISAの口座なら利益に関して20%通常税金がかかるところが、20年以内なら「税制優遇制度」により課税されません。
NISAは年間40万円まで、積み立てが可能です。2037年までの時限措置でしたが、2020年度税制改正で2042年まで延長されることになりました。
20年間、非課税になるので800万円まで非課税枠で積み立てるができます。
20年過ぎると、特定口座に移動させられます。
20年以内に取り出してもいいですし、税金がかかったとしても利益に対しての課税なので、利益が増えていくのならそのまま運用し続けても良いでしょう。
つみたてNISAの利用条件
利用するには、日本に住んでいる20歳以上の人が対象です。
20歳未満の人には「ジュニアNISA」があります。
つみたてNISA以外の「一般NISA」というものも存在していて、一般NISAは運用可能年数が5年と決まっています。一般NISAについては、後ほど記載します。
対象商品
つみたてNISAの対象商品は、スクリーニング基準を満たして金融庁に届けられたインデックス型またはアクティブ型の投資信託とETFです。
・長期の積み立てができる商品 ・分散投資に適した投資信託 ・販売手数料はゼロ ・信託報酬(ファンド側の利益)が一定水準以下・・・国内のインデックス投資の場合は0.5%以下のもの など
あらゆる厳しいルールに乗っ取って基準に合ったものが対象となるため、つみたてNISAから株を始めると安心です。
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非課税になる対象
非課税となる対象商品は、投資から得られる譲渡益・分配金です。
分配金とは「投資信託の収益から投資家に還元するお金」で、投資信託を持っていると持っているだけで配当金のようにもらえるお金のことを言います。
分配金とは、投資信託の収益から投資家に支払われるお金のことです。運用会社は投資信託を保有している人に対して、その保有口数に応じて収益の分配を行います。このときに支払われるお金が「分配金」となります。
分配金とは何か?わかりやすく解説 | ZAi探 (zaitan.net)
個別株だと「配当金」、投資信託だと「分配金」と違いがあります。
分配金と配当金の大きな違いは、分配金は運用会社が支払うのに対し、配当金は株式を発行した企業が支払う点にある。 運用会社が支払う分配金の原資は株式の配当金や債券の利子および値上がり益などなので、配当金は分配金の一部という位置づけだ。
ETFの分配金だけで「夢の配当生活」を手に入れるための必要投資額は? | MONEY TIMES
譲渡益とは「株を売った時に得られる利益」のことです。
株式譲渡とは、 会社が保有する株式を買手に譲渡し、経営権を移転させる手法 で、保有していた株式を売却したときに発生する利益を株式譲渡益といいます。 例えば、1000万円で取得した株を3000万円で売却した場合、売却額から取得費を差し引いた2000万円が株式譲渡益に該当します。
株式譲渡にかかる課税の仕組みとは?税率と計算方法、確定申告について解説 | 相続・M&A大学 (subaru-inc.co.jp)
非課税枠は年間40万、20年間で最大800万円が可能です。
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iDeCoとのちがい
政府が「年金2000万円問題」のために用意した、税制優遇処置はつみたてNISAの他に「確定拠出年金」があり、企業型と個人型があります。
この個人型が「iDeCo」と呼ばれています。
iDeCoの方が、つみたてNISAより税制優遇の効果は高いです。ただ、60歳にならないと受け取りができず、使い勝手が悪いというデメリットがあります。
生活していく中で体調を崩してお金が必要になったり、子供の学費でお金が必要になったという場合、60歳からしかお金を引き出せないので、お金があるのにお金が使えないという状況になる可能性が考えられます。
一方、つみたてNISAは、積み立てたお金を20年間運用している場合は、お金を引き出したとしても利益に対する課税はされません。いつでも取り出すことが可能なのです。
人生、なにがあるか分からないので、iDeCoよりまず先に「つみたてNISA」から始めることをおススメします。

一般NISAとつみたてNISAの違い

先ほども述べたように、積立期間は5年間と短期間で、投資できる額は年間で総額120万円です。(※2024年からの上限額は122万円となり、一部つみたてNISAを利用するしくみに変更されます。)
非課税口座は1人1口座しか開設できないので、つみたてNISAと一般NISAを併用はできません。
一般NISAは、金融商品の種類が豊富なので、つみたてNISAよりいいと思う人もいると思いますが
株というのは、最初の5年間は乱高下しやすいので、マイナスになることも多く、利益が得られない可能性があります。

一般的に、15年運用だと高値つかみしてもプラスになりやすく、20~30年運用で年平均利回り5%くらいの結果が出ると考えられます。
そのため、期間が5年と短い一般NISAは、詳しい人でないと利益を出すのが難しいでしょう。
つみたてNISAですと、平均年利5%狙っていけるので、つみたてNISAの方が長期でじっくりと安全に投資ができるのが良い点です。
つみたてNISAのまとめ
・年間40万円まで投資できる ・月に3、3万円 ・40万円使い切らないと枠が消滅してしまう
証券会社で40万円まで投資できるように設定が可能で、年の途中から設定を変更もできます。
ここまで読んでも、いきなり満額投資をするのが不安な人は、少額投資から始めて様子を見るのもいいと思います。
月に1000円などの少額投資を数カ月して、つみたてNISAがいいなと思ったら、次の積立額を月3、3万円にしてみてください。
最初はリスクを低くして、様子を見てから満額に変更すればいいでしょう。
年の途中で、少額投資から満額投資に変更する人は下の動画を参考にしてください。ただし、このやり方は資金に余裕がある前提の話です。
▼つみたてNISA満額に変更する方法
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少額投資をする場合

月に、3、3万円の投資をするのはきついと感じる人も居ると思います。
その場合、無理に満額にせず少額投資をしたままでもいいでしょう。
ただし、つみたてNISAを最初にやる目的は「老後2000万円問題」のためです。20年間満額投資できれば、年利5%で運用したとして、合計1356万円まで増やすことが可能です。
ただ、これでも2000万円には届かないので、特定口座で引き続き30年まで投資した場合、2746万円となり、老後の資金問題を解決することが可能です。
最初、少額投資から始めるのはいいですが、老後の2000万円問題を解決するのは、月3、3万円、30年間がミニマムラインです。
でも、うちの家計では1000円、1万円しか出せないという人も居ると思います。これですと老後2000万円問題は解決ができませんので、つみたてNISAを始める前に家計の見直しが必要かと思います。

投資で増やせる安全な額は、年利5%くらいです。1000円くらいの少額から2000万円を投資で稼ごうとしてFXなどを始めたとしても、リスクが高いので逆に借金を抱える可能性があるので注意が必要です。
なので、少額投資を続けても老後2000万円問題は解決できません。
そもそも、月3、3万円の投資をするお金が余らないという人は、投資の勉強は時間がかかるのでいったん置いておいて、先に家計簿をつけて生活防衛資金300万円をためることを行いましょう。
資金に余裕がない人が生活防衛資金を先にためる理由

生活防衛資金300万円必要な理由は、現金がなくて働けなくなった場合、人生大変なことになるからです。
「現金は持たない、全部投資に回していい」という人も時々いますが、これは「働けなくなった」ことがない人の意見だと思っています。
私は昔、ブラックな働き方をしていて月に2回しか休みしかなく、生理も止まり倒れて寝たきりになったことがありました。
こうなると「傷病手当」「失業保険」がありますが・・・衝撃的な事件が起こります。
それは「住民税の一括請求」です。
一気に、数十万円のお金の請求がきたのです。
住民税は、会社員であれば通常は特別徴収によって会社から支給される給与から天引きされる形で納付しています。
休職中の住民税 – GOLGOのひとりごと – GOLGO社労士事務所【刈谷市、安城市、豊明市、名古屋市、豊田市、岡崎市の就業規則+給与計算】 (golgo-sr.com)
では労働者が休職などで給与が支払われなくなった時にはどうなるのでしょうか 住民税に関しては休職中で給料が支給されていなくても免除の制度は無く、翌年5月までは控除が発生し続けることになります。
傷病手当の支給額の目安は、給料の2/3程度です。
当時の私は、ブラックな働き方でストレスを抱えていたため、お金を散在しており、貯金がありませんでした。
それなのに、家賃も変わらずにかかりますし、住民税も支払わないといけません。
家にあるものをどんどん売ったり、外貨を日本円に変えたりして、お金をなんとか作って住民税を支払いました。
寝たきりで体の体調も悪い中で、お金を作るのに悪戦苦闘するのはとても大変でした。
働けなくなった時は、「精神的・肉体的にも使いもにならない。貯金0の状態で倒れる。」と想定し、生活防衛資金として現金で300万円貯金しておいた方が安心です。
100万円だと、私のように住民税を一括で払う必要が出てきたり、通院や入院が必要になった時に、カバーしきれない可能性があります。
なので、300万円ほど貯金しておいた方が安心でしょう。
現在、自分の周りにハードワークの人がいなくて、倒れたり、心が疲れて仕事に行けなくなったりした人がいないとなると、突然「働けなくなる」ということがイメージしにくいかもしれません。
そのため、働けなくなった時を想定せず、貯金を全部投資に回してしまおうと思う人もいると思いますが、株は最初の5年は乱高下しやすいので、減っている状態で、株を取り崩さなければなりません。
貯金をすべて投資に回すのはとてもリスクが高いので、投資よりもまず先に「生活防衛資金」をためることに集中してください。
▼300万円をためるのはなかなか難しいと思いますので、お金をためる方法はこちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
重要なのは、「家計簿をつける」ことです。固定費を一度下げることに成功すると、増やすことが難しくなるので、固定費を下げるのが大切です。
節約はスキルなので、一緒に節約スキルを鍛えて、生活防衛資金300万円ためることができて、資金に余裕が出てきたら、つみたてNISAを始めたり、特定口座・iDeCoもやってみることができるようになるでしょう。
まとめ 満額投資で老後の資金問題を解決できる

もう35歳過ぎているけど、初めても意味あるのかなと思う人もいると思いますが、その場合は老後まで30年切っているので、つみたてNISAの他にも積立額を増やしていくことが必要です。
ここまで記事を読むと、年間40万の満額投資をしたほうがお得ということが分かっていただけたと思いますし、年の途中でも「増額設定」で40万円の積み立てが可能なので、資金に余裕がある人はつみたてNISAをすぐに始めてみてはいかがでしょうか。
▼つみたてNISAの満額設定を変更する方法はこちらの動画を参考にしてください。
これは初年度だけ設定が必要で、2年目以降は、前の年に3、3万円と設定変更していれば大丈夫です。
満額投資が難しい人は、家計簿をつけて節約スキルを磨いていきましょう。
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