
こんにちは、ミニマリストのゆみにゃんです。
皆さん、お金はどのように管理していますか?
銀行に預けている人が多いと思いますが、本当にそのお金は銀行に預けていて大丈夫でしょうか?
今回は、銀行にお金を預けるメリットとデメリット、そしてインデックス投資についてお話ししたいと思います。
この記事を読めば、お金の不安から抜け出すことができ、安全に投資を始めることができるでしょう。
▼この記事の動画版もあるので、もし動画で見たい方はこちらからどうぞ
銀行預金は危険?最適な投資方法とは
銀行に預けるメリット

銀行に預けたお金は、ATMや店舗に行くことで、すぐにお金を取り出せるメリットがありますよね。
では、すぐに取り出すために、必要なお金はいくらでしょうか?
私がおすすめするのは、200から300万円です。
詳しく説明すると、一人暮らしなら16万円あれば東京でも暮らせます。
実際に私は都内で13〜20万円の範囲で暮らしています。
老後の単身者世帯の平均生活費も16万円です。
月に16万円なので、1年で考えると、約200万円と計算できます。
もしもがんにかなって働けなくなった時の医療費も加味するとプラス100万円にまります。
なので200から300万円を銀行に預けておけば、親の介護や、病気などで急に働けなくなったとしても安心ですね。
また、子供がいる家庭や、これから子供を育てようと考えている場合は、子供にかかる教育資金を銀行に預けておくとよいでしょう。
学習費の総額は、幼稚園から大学まで、すべて公立(大学は国立または公立)の場合は約750万円、すべて私立(大学は私立理系)の場合は約2400万円と進路によってかなり差があることがわかります。
価格.com-子供の教育費っていくらかかるの? 子育てにかかる費用を解説
すぐに取り出す必要があるお金と教育資金は銀行に預けておきましょう。

銀行に預けるデメリット

銀行の仕組みとして、私たちが預けたお金を使って、他の人に融資をして、返ってきた金利でもうけを出しています。
お金を持っている人が、「あまりお金を使わない」と言うと「お金を使わないと、経済回せないんだから、貯金していたらだめだよ」という意見をよく聞きますが
銀行預金で経済を回しているので、大丈夫です!安心してください。
では、銀行に私たちが預けているお金の利息はいくらかと言いますと・・・
普通預金の利息は、0.001%でとても少ないです。
お金が増えていればいいですが、日銀はインフレ目標を定めているので、ものの価値を上げて、お金の価値を下げようとしているのです。
例えば原材料の値上がりなどで、モノを作るための費用が高くなり、その結果、モノの値段が上がるインフレです。日本は食品をはじめたくさんのモノを輸入しています。円安により輸入材料の値段が上がれば、その分、企業のコストは増え、利益は減ります。給与は増えていないのに、企業が利益を上げるために商品の値段を上げると、生活は圧迫されてしまいます。
インフレと円安の関係は?
食料品も値上がりを続けていますし、不動産の価格も、大学の学費も上がっていますよね。
例えば、iPhoneユーザーの人は多いと思いますが、昔と比べると、価格が上がっていると感じますよね。
でも、同じiPhoneを使用するアメリカ人の感覚は、日本人とは少し違います。
なぜなら、アメリカはインフレが進み、年収はここ30年で2倍に上がりました。
このことからも分かるように、日本はデフレが強くて、インフレがなかなか進んでいない国なのです。
日本人の年収は上がらないということと、利息が少ないことから、銀行に預けていても、ATMの手数料で何年間分の利息が無駄になると考えられます。
預けているお金が今100万円だとしても、10年後には80万円の価値になっている可能性がありますよね。
残念ながら、銀行預金は、お金を減らしているのと同じなのです。
先ほど、200以上は銀行に預けておきましょうとお話ししましたが、このままだと将来200万円では足りなくなる可能性があります。
生活防衛資金の200万円以外は、投資に回してインフレ対策をしたほうがいいでしょう。
インデックス投資のすすめ

投資と聞くと「怖い」と思いますよね。
私も仮想通貨とFXで、120万円損をしたことがあります。
なので、損をしないためにたくさん勉強をしました。これから投資をする人に、私のように失敗しないために、安全な方法を紹介していきます。
世界一の株式投資家に、ウォーレン・バフェットという人がいます。この人は、株で億万長者になり、株の利回りは、20%です。
これで分かるのは、世界で一番株が上手な人の利回りが20%なので、これ以上のもうけ話はすべて詐欺だということです。
株は、15年以上持っていれば安定し、20年で平均利回りは5%になります。
なので、短期で利回り5%以上の商品は、リスクが高い商品だと言えます。
リスクが高いというのは、上がる可能性もありますが、下がる可能性も高く、振れ幅が大きいということです。
詐欺にあわない投資は「平均5%の利回り」ということを、覚えておきましょう。
私がおすすめするのは、インデックス投資です。
インデックスというのは、指数のことで、例えば日本の指数だと日経平均などがあります。
「日経平均」とは、日本経済新聞社が東証1部に上場する企業の中から業種等のバランスを考慮して選んだ、日本を代表する225社の平均株価です。「日経平均株価」「日経225」などと呼ばれることもあります。
松井証券-日経平均ってなんですか?
インデックスファンドはその指数を購入できる商品です。
なので、個別株のように、1つの会社が倒産したら株は紙切れになるというリスクがありません。
これでも、まだ怖いと感じる人もいますよね。
では、銀行の株式と比較してみましょう。

銀行の株式
銀行の普通預金の場合、1000万円未満は保証されません。それ以上の金額は、銀行が倒産した場合は返ってきません。
(法人でよく使われる当座預金の場合は、利息がつかない代わりに全額保証されます)
保険でお金をためている人もいると思いますが、保険会社が倒産した場合も満額は返ってきません。
私が小さいころ、さくら銀行という銀行があって、店舗もたくさんありました。
でも突然倒産してしまい、当時はたくさんニュースで報道されていたのを幼心に覚えています。
地方銀行などは、どんどん統合されていますよね。銀行はあくまで会社なので、金貸し事業をしていて、失敗すると倒産してしまいます。
保険会社も同じく事業が失敗すれば倒産する可能性があります。
では、インデックス投資はどうでしょうか。
インデックス投資の場合
先ほどお話ししたように、インデックスは指数なので、日経225であればソフトバンク、トヨタ、ファーストリティリングなどの225社が入っています。
このすべてが倒産するということは日本の終わりなので、まず考えられません。
安全な投資の順位を考えた場合、一番安全なのは「国債」です。
国債は、 国家が財政上の必要によって国家の信用によって設定する金銭上の債務。 国家が発行する債券。 国庫債券の略称。
国債-Wikipedia
国債は、日本の借金なので、これが紙切れになるのは日本が経済破綻したときや、戦争が起こって日本が負けたときです。
個人的に、安全だと思う投資の順位は・・・
1、日本国債
2、インデックス投資
3、銀行
4、保険
です。
15年以内に、なにかあったときのためにすぐに使うお金だけ銀行に預けておいて、それ以外のお金は、インデックスの投資に回しておけば、20年以上で、平均の5%でお金が増えていくと考えられます。
さて、ここまで紹介してきた内容を読んで、「インデックス投資って怖くないんだな」と思い始めたと思います。
次はどんなインデックスを買えばいいのかを説明していきましょう。
おすすめのインデックスの買い方

昔は、日本と海外のインデックスを半分ずつ買った方がいいと言われていました。
5,6年前に、私も日本と海外と半分ずつ買っていました。
しかし日本はマイナスになりました。
高いときに購入してしまったのもありますが、日本経済はずっと衰退気味なのが分かりますね。
日本の人口は、どんどん減っていますし、昔は自動車メーカー、電機メーカーで強い会社もありましたが、今はそこまで強くありません。
やはり、Apple、Googleの方が強いです。
日本人なので、日本企業を応援したい気持ちはありますが、自分のお金と日本のことは別と割り切りましょう。
これからインデックスを購入する人は、世界の株のインデックスを買ってください。
全世界と言っても、中身はほぼアメリカ企業です。
GAFAMという、Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoftの5社の頭文字を取った呼び名で、とても強い影響力を持っている企業です。
このGAFAMはアメリカ企業なので、米国、全米、全世界のインデックスを買ってもあまり違いはありません。
私は、全米株式インデックスを買い増ししています!
自分の生活を振り返ってみると、GoogleのYouTubeで、AppleのiPhoneで撮影をして、海外製のマイクを使って配信をしています。
日本企業であるUNIQLOも好きですし、日本ももちろん好きですが、世界の上位の会社と日本の上位の会社を比較すると、やはり海外企業のインデックスのほうがいいと感じますね。

インデックスの購入方法
ここまでで、インデックスの買い方が分かったと思いますので、次に購入方法についてお話していきます。
まず、大切なのは銀行や証券会社の窓口では買わないことです。
なぜなら、手数料が高いからです。
銀行員や証券マンの年収は1000万超えの高収入ですし、テレビCMには数億円かかります。
さらに店舗は駅前の一等地ですから多額の費用がかかっています。
結果、その分手数料が高く取られてしまうのです。
なので、同じ商品を、ネットで安く買いましょう。
株を買うには証券口座が必要なので、証券口座を開設してください。
わたしは楽天銀行、楽天証券を使用しています。
同じ楽天グループなので、移動が自動でできるので便利です。
通常、銀行口座のお金を証券会社の口座に移動するには、時間がかかります。
楽天銀行があれば楽天証券にお金を移動する時間が不要なのでおすすめです。
SBI証券でも住信ネット銀行を開設することで同様に連携できます。
では、口座を開設したら、検索で「全米株式インデックス」を検索してみましょう。
ここで気を付けるのは「一括購入はしない」ことです。
一気に買い込むと、高値掴みをするリスクがありますので、毎月の積立で買うようにしてください。
また、一気に買うと毎日の値動きも大きい額になるのでちょっと下がるだけで焦って売却してしまいます。
これを狼狽売り(ろうばいうり)と言います。
毎月の積立にすることで、安いときはたくさん買い、高いときは少ししか買えないとなるので、高値掴みするリスクはなくなります。
では、どのくらい増えるのでしょうか?
30年間、毎月10万円をインデックス投資と銀行に預けた場合で、比較してみましょう。
【銀行預金とインデックスでのお金の増え方の違い】 ・30年間 ・毎月10万円 ・元本はどちらも3600万円 ■銀行に預けた場合 金利:0.001% +5386円 ■インデックス投資した場合 金利:5% +4700万円


上げ下げはもちろんありますが、大体20年以上だと平均5%で安定してきます。
インデックス投資は銀行よりも大幅に増えているのがわかりますね。
まとめ お金の心配をなくしたいなら、安全な投資をしよう

ここまでお金の話をずっとしてきましたが、実は私はお金に興味がありません。
お金のことを考えるのは面倒くさいので、あまり考えたくないのですが、貯金があまりなかった時に、お金のことばかり考えなくてはならず、とてもストレスでした。
そこで、お金のことを考えなくて済むようにと、お金の勉強をたくさんしたのです。

たくさん勉強した結果、このインデックス投資が一番安全で楽なお金を増やす方法だと思っています。
以前の私のように、お金に不安がある人は、一度お金の勉強をすることをおすすめします。
お金のことを考えなくてよくなると、自分が楽しいと思うことに集中できるようになるので、とても幸せです。
ただ、投資をするには毎月積み立てていくお金があることが大前提です。
過去の記事でもお話ししているように、積み立てるお金がないという人は、まず家計簿をつけましょう。
1人暮らしなら、16万円
2人暮らしなら、26万円以内に収めるように家計を見直してください。
これは老後の単身者、夫婦の平均生活費です。
そして、家計簿をつけるのと同じく、ミニマリズムの考えも必須です。
不要なものがあれば、考える時間や管理コストに時間もお金もかかりますよね。ミニマリズムの考えを持って、不要なものはどんどん捨てましょう。
そうして、毎月の積立投資ができるようになれば、お金の不安がなくなり、自分の楽しいことに時間を使えるようになるので、人生が楽しくなりますね。
▼動画ではさらに体験談を詳細にお話ししているので合わせてチェックしてください
コメント